【マカオの世界遺産②】聖ポール天主堂跡とモンテの砦、マカオ博物館
こんにちは!kenです。
数回に分けてお届けするマカオ世界遺産シリーズその2です。
今回はマカオの代表的世界遺産、聖ポール天主堂跡、すぐとなりにあるモンテの砦、マカオ博物館についてレポートします!
もくじ
聖ポール天主堂跡(大三巴牌坊)
ギアの要塞、ギア灯台とギア教会から歩いていけないことはないですが、坂の多いマカオ、迷うと体力消耗します。
香港〜マカオへ港珠澳大橋を渡っていってみた!移動方法を詳しく解説のブログ記事でも書きましたが、マカオのタクシーはとっても安いのでタクシーでの移動がおすすめです!!
せっかく高い飛行機代を払って、わざわざ香港を経由して、はるばるマカオまで来てるのですから、数百円を節約するよりも、効率的に移動して、マカオを楽しみましょう!!
歩いてギアの要塞、ギア灯台とギア教会から聖ポール天主堂跡に向かおうとしましたが、一度道を間違えると、おりてきた坂道を登る羽目になります。
これは経験済みなので、これほど無駄な時間はありませんw
と、いうわけで、ギアの灯台からタクシー拾って19マカオ・パタカ(初乗り運賃)で聖ポール天主堂跡に到着。
う〜ん、、、人が多い。。。。
世界的にオーバーツーリズムが問題になっていますが、ここマカオも朝9時でこの人ごみ。
聖ポール天主堂跡の裏側。
なぜ倒れないのかと、ず〜っと気になっていた聖ポール天主堂跡の裏側。
やっぱりしっかり補強されていましたw
当たり前かw
右側のヨーロッパ風の建物がマカオツーリズム文化活動センター。
左側は画像では分かりづらいですがお土産屋さんや、売店が並んでいます。
売店でスイカのフレッシュジュースを飲んでひと休み。
30マカオ・パタカ(約420円)。
やっぱり10年前と比べると、馬鹿みたいに物価が上がっていることを痛感。
2%のインフレターゲット設定しても実現できない日本とは大違い。
おそらく世界中で物価がほぼ上がっていないのは日本だけなんだろうな〜と、マカオで経済について考えてる自分が少し滑稽でしたw
聖ポール天主堂跡(大三巴牌坊)とは?
聖ポール天主堂跡は、1602年から1640年にかけて建設され、1835年に火事で崩壊した聖母教会と教会の隣に建てられた聖ポール大学跡の総称です。
当時の聖母教会、聖ポール大学およびモンテの砦は全てイエズス会による建築物であり、マカオの「アクロポリス」のような存在だったと考えられています。
近くには聖ポール大学の考古学的な遺跡が残っており、細密な教育プログラムを整備した東洋初の西洋式大学であった歴史を物語っています。
今日では、聖ポール天主堂跡のファサード(正面壁)はマカオのシンボルとして街の祭壇のような存在となっています。
住所 | Rua de S.Paulo, Macau |
---|---|
住所(中国語) | 澳門大三巴街 |
営業時間 | 9:00-18:00(天主堂芸術博物館、地下納骨堂) |
営業日 | 年中無休(天主堂芸術博物館、地下納骨堂) |
日本語 | 日本語の案内板あり |
料金 | 無料(天主堂芸術博物館、地下納骨堂) |
聖ポール天主堂跡への行き方・アクセス
今回ギアの灯台からタクシーで直接行きました。
セドナ広場周辺を散策するときはセドナ広場を起点とするよりも、聖ポール天主堂跡を起点としたほうが坂を下っていく感じになるので歩きやすいかと思います。
セドナ広場からは聖ポール天主堂へは以下の行き方で。
セナド広場を奥へ進む。
聖ドミニコ教会にあたったら、右へ。
ボディショップのある角を左へ。
大三巴街のほうに曲がり、上り坂を上ります。
徒歩15分。
モンテの砦・マカオ博物館
聖ポール天主堂跡(大三巴牌坊)を正面に見て右手を見ると、緑に覆われた小高い丘があります。
この丘がモンテの砦。
体力に自信のある方は是非歩いて登りましょう。
ココからしか見えないいろんな風景を楽します!!
体力に自信のない方は、マカオ博物館専用エスカレーターがありますので、エスカレーターを利用しましょう。
ただし、マカオ博物館の営業時間外や休館日にはエスカレーターは利用できませんので注意してください
住所 | Endereco Praceta do Museu de Macau, No112 |
---|---|
住所(中国語) | 澳門博物館前地112号 |
営業時間 | 10:00〜18:00 |
休業日 | 月曜日 |
歩いて登っていくとこんな砲台も下から眺めることができますので、歩いて登るのがオススメです!
マリア像。この雰囲気だけ見るとここがマカオでなく、ヨーロッパに来たかのような錯覚を覚えます。
マリア像の左側にトイレや売店もあります。
この奥の階段をのぼると一気に視界が開けます。
中央にはマカオ博物館が。
ん?あれなんだ??
と近づくと、、、、
ハンモックでしたw
今回は開館時間まで40分もある9:20に到着。
他の世界遺産も回りたいので、今回は入館は諦めました(T_T)
グランド・リスボアも狙われてますw
ではなくて、砲台の方向にたまたまグランドリスボアができただけです。
2008年に1歳の長女と家族3人で宿泊したソフィテル・マカオ・アット・ポンテ16も見えます。
できたばかりでピカピカのホテルだったのに、かなり薄汚れた感じでちょっと残念。
高級ホテルなのになぜ掃除をしないのか謎w
なんか、ギアの灯台にから見える景色と似てないか??と思っていいたら、まんまとギアの灯台が見えましたw
こんなことなら、ギアの灯台行かずに、モンテの砦だけで良かったじゃん!!
と、一瞬少し凹みましたが、ギアの灯台とモンテの砦、見える景色は似てますが、その場の雰囲気が全然違います。
聖ポール天主堂跡からすぐ、という立地を考えると、よっぽどギアの要塞、ギア灯台とギア教会を間近で見たいとか、現地の人の日常の雰囲気を肌で感じたいという場合以外は、モンテの砦だけで充分かもしれません。
個人的な感想ですが、どちらがオススメ?と聞かれると断然ギアの灯台です。
モンテの砦はいかにもthe・観光地って感じですが、ギアの灯台はなんだかとっても癒やされました。
ギアの灯台の方が現地の人がジョギングや散歩、太極拳なんかをしててすごく雰囲気が良かったです。
モンテの砦・マカオ博物館とは?
モンテの砦
1617年から1626年にかけてイエズス会の協力のもとに築かれたマカオ最強の防御施設です。
砦には大砲、軍部宿舎、井戸のほか、2年間の攻撃に耐えうるよう兵器工場や貯蔵庫もありました。
砦は台形で、10,000㎡に及びます。要塞の四隅は防御能力を高めるために突き出すように設計されました。
マカオ博物館
マカオ博物館は、歴史的価値の高い膨大な数の展示物を備えた歴史・文化博物館であり、何世代にもわたってマカオに居住した様々なコミュニティーの生き方と文化を知ることができます。
1階はマカオの創世記。
16世紀にポルトガル人が珠江デルタに到達する以前に、西洋文明と中国文明が発展した様子を比較したものの他、マカオの歴史、二つの文明の商業活動、宗教や文化を展示したものです。
2階に上がると、人々の日常、娯楽、宗教儀式および伝統的祭りなど、マカオの芸術と伝統の様々な側面に触れることができます。
3階は現代マカオを表しており、都市生活の特徴などが見られます。ここでは、過去の文学や芸術におけるマカオの描写について展示しています。
建物は、17世紀にイエズス会によって建てられたモンテの砦にあります。
長い間、砦はマカオの主要な防衛施設であったため、一般人の立ち入りは制限されていました。1965年、砦は改築されて気象台となり、後に一般公開されました。
モンテの丘に建てられた砦からは、マカオの街を見渡せます。
西側には聖ポール天主堂跡があります。2005年7月15日、ユネスコの世界遺産にマカオ歴史市街地区が正式に登録されました。モンテの砦と聖ポール天主堂跡は、マカオ歴史市街地区の中でも重要な歴史遺跡です。
1998年4月18日開館。地下2階と気象台のある砦の最上部に3階があります。そのユニークな建築の特徴は今日まで保全されています。
引用:マカオ観光局モンテの砦
モンテの砦・マカオ博物館への行き方・アクセス
聖ポール天主堂跡を正面にみると左側に小高い丘がありますので、その丘がモンテの砦です。
モンテの砦内にマカオ博物館もありますので、迷うことはまずないでしょう。
いかがでしたか?
マカオと言えば絶対に外せない世界遺産、聖ポール天主堂跡。
すぐ近くにモンテの砦とマカオ博物館がありますので、効率よく旅行を楽しむことができます。
次回はセドナ広場周辺のレポートをお伝えします!!
ではまた!!
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