HSBCのATMでカードが吸い込まれた!海外でカードが出てこない時の対処法
こんにちは!kenです。
先日行った香港、マカオ、深センの帰国便のフライト直前に大変な事が起こりました!!
1週間前に、香港国際空港のHSBCの口座でおろした4000HK$(約55,000円)。
マカオのカジノで少しだけ勝ったので、1週間の滞在で残金は3500HK$と意外に多い。
これから起こる悲劇を知らずに、実質7000円ほどしか使ってないことに少しご機嫌。
日本に香港ドル持ち帰っても仕方ないので、HSBCのATMで自分の口座に預け入れ(入金)ようと思いました。
空港内にCash Withdraw & Depositの文字のあるATMを発見!
「ん??」と感じた違和感。
キャッシュカードを入れて液晶画面に表示されている「Deposit」(預け入れ)のボタンを押す時に、横に表示されている「NEW!」の表示。
現金入れる機能がNEW???なんなんだろ??
構わずにボタンを押すと、紙幣の挿入口みたいなところが光ります。
そこに1000HK$3枚、500HK$1枚を入れてみると、、、、
無事に入っていきました。
あとはカードをとっておしまい、、、、、
いくら待ってもカードが出てきません!!!
代わりに出てきたのがコレ
card and cash retainedって、、、
カードと現金が保持された???
カードと現金吸い込まれて出てこない!!!
振り返ると後ろには10人弱の行列が。
すぐ後ろの白人とその後ろの香港人ぽく見える東洋人にレシートを見せると、カスタマーサービスに電話しろ、と。
言われてみればATMに連絡先貼ってあります。。
深夜1時のフライトで現在自国は23時半少し前。
今からカスタマーサービスに電話して、つたない英語で状況を説明して、カードと現金を取り戻すのは絶対無理!!
完全に詰みました。
こういう場合はその場から離れないのが原則かな〜と、列からハズレてATMの隣でしばらく考えました。
これが営業時間内の銀行内のATMでの出来事なら、係員に事情を説明して、カードと現金を返してもらうことも可能そう。
でもここは23時の空港のATM。
どう考えても1時間半でカードと現金が手元に戻るとは思えない(T_T)
近くにインフォメーションカウンターがあったので、事情を説明するも、カスタマーサービスに電話しろと言われるだけ。
1時間半後のフライトで帰国する旨伝えると、レシートあれば絶対になんとかなる!と言われました。
彼女の言葉を信じ、レシートを保管して帰国後にカスタマーサポートに電話するしか方法はないだろうと、腹をくくってアメックスのセンチュリオンラウンジでゆっくりすることに。
その後ゆっくりとくつろいで気分転換にもなった香港国際空港のアメックスセンチュリオンラウンジの様子はこちら
もくじ
キャッシュカードやクレジットカードが吸い込まれた場合のHSBCカスタマーサービスの連絡先
帰国後すぐにカードと現金を取り戻すべくすぐに行動開始。
HSBCのサイトを探したらHSBCホットラインユーザーガイドなるものを発見!!
口座の種類によってマニュアルがそれぞれありました。
プレミア口座用電話番号:2233-3322
アドバンス口座用電話番号:2748-8333
口座の種類にかかわらず、カードが吸い込まれた場合は、上記電話番号に香港への国際電話のコード852をつけて電話をかけます。
🔽
2のENGLISHを選択
🔽
6のReport Lost Card を選択
🔽
クレジットカードを吸い込まれた場合は1を選択
キャッシュカードを吸い込まれた場合は2を選択
クレジットカード機能付きキャッシュカードが吸い込まれた場合は3を選択
上記の操作でオペレーターに繋がります。
キャッシュカードやクレジットカードが吸い込まれた場合のHSBCカスタマーサービスへの説明の仕方
キャッシュカードの場合
大まかなやり取りは以下感じでした。
カードがATMに吸い込まれた!英語ではなんて言うの??
空港では後ろの外人にはこんな感じで伝えてたと思います。
「ATM don’t return my card and money.」
帰国後冷静になって調べてみましたが、ほぼ正解だったようです。
The ATM ate my card!’(ATMが私のカードを食べた/ATMからカードが出てこない)は、ATMからカードが出てこなかったときによく使われる言い方です。
また、以下のように言うこともできます。
‘The ATM kept my card!’(ATMからカードが出てこない)
‘The ATM didn’t return my card!’(ATMからカードが出てこない)これらどの文でも、状況を伝えられると思います。
カスタマーサービスには’The ATM ate my card and money!”を使ってみましたがすぐに伝わりました。
口座番号を伝える。
帰国後にインターネットバンキングにログインしながら電話をしたので、口座番号は画面に表示されています。
海外でカスタマーサービスに電話する時でノートパソコンがない時はHSBC HKアプリからも確認できます。
ただ電話しながらスマホの画面を確認しながら英語でのやり取りはかなり大変そうです。
ノートパソコンの重要性を思い知りましたw
生年月日・住所・紛失したカードの種類とレシートのreferenceを伝える
次に生年月日と住所、紛失したカードの種類、HSBCのクレジットカードは何枚持っているかなどを確認されました。
クレジットカードは持っていないのでその旨伝えると、本人確認完了。
住所は番地・町名・市区町村名・県名の順に伝えればOKです。
後はいつ、どこのATMで吸い込まれたのか?金額は?と質問されたので、答えていきます。
電話連絡した翌日には”Your Cheque Book Request Ref:”の件名メールが来ました。
Your Cheque Book request for account 720-XXXXXX-XXX was accepted. It will be mailed to you within 7 working days.
とりあえず待ってみたら5営業日後に3500HK$ は口座に返金されました。
あとはキャッシュカードの到着を待つのみ。
到着したらまた報告します!
クレジットカードの場合
クレジットカードが吸い込まれた場合は銀行のカスタマーサービスの他に、発行しているクレジットカード会社への連絡が必要になります。
吸い込まれたカードは破棄されてしまう場合もあるようです。
万が一破棄されずに第三者の手に渡り、不正利用された場合に、カードが飲み込まれた旨の連絡をしていないと補償の対象外になることも考えられます。
カード紛失扱いになりますので、カード番号が変更になります。
引き落とし等に使っているカードの場合は帰国後の手続きが面倒になるのがネックです。
海外でカードが飲み込まれた場合の対策
今回は本当に焦りました!
今回キャッシュカードを吸い込まれたので、今後は以下のことに気をつけようと思います。
SKYPE等の通話アプリをスマホにインストールしておく
仕事柄、海外と通話することもあるので、事前にインストールしてありますが、コレがあるとないでは現場での慌てぶりにも違いが出そうな気がします。
カード飲み込み意外でもトラブル時に通話アプリがあると便利なので必ずインストールしておきましょう!!
英語対応可能そうな銀行のATMを利用する
今回はHSBCの口座に預け入れしようとしたので、HSBCのATMを必然的に選んでました。
これがキャッシングだったら、ATMがどこの銀行かなど気にしていなかったと思います。
海外でカードをATMに入れる時はなるべくメジャーな英語対応できそうな銀行のATMを選びましょう!!
銀行支店内のATMを係員がいる時間に利用する
万が一カードが飲み込まれてしまっても、係員がいれば対応してすぐに取り出してくれる可能性もあります。
飲み込まれるの可能性と、利便性を天秤にかけるとそこまで気にしてられないって方も多いとおもいますので、そのあたりは自己判断でおねがいします!!
まとめ
しつこいですが、今回はまじで焦りましたw
香港で半分帰宅難民になったりと、結構修羅場を経験しているおかげ??なのか、一瞬あせりましたが、すぐに落ち着きを取り戻し、最悪だめでも仕方ないと半分諦めてラウンジでくつろぐことができました。
焦ってオタオタしても、ゆっくりラウンジでくつろいでも結果は多分変わりません。
海外で困ったことがあったらまずは落ち着きましょう。
ではまた!!
【続報】HSBCのATMでカードが吸い込まれて、カードを再発行してみた