大人はビール、子供はジュースの洗脳
こんにちは！kenです。
子供時代のあるある。
子「ねぇねぇ、ビールっておいしいの？？」
親「飲んでみるか？？」
子「いらな〜い」
親「ははは、大人はビール、子供はジュース」
大人はビール、子供はジュースの洗脳
何度も言われた記憶がありませんか？
なんだかバカにされた気になりましたよね？
おまえはこどもだ。まだ未熟だから酒のめないんだぞって言われてる様でとても悔しかったことを覚えています。
言われるたびに感じる敗北感。
この言葉のせいで「大人になったらビールや酒をたらふくのんでやろう」と決意したのが間違いでした。
お酒、ついでにタバコ＝大人
というとんでもない大間違いの意識を持ったまま40代になってしまいました。
悪意はないにしろ、同じことを何度も何度も言われるので、「大人はビール、こどもはジュース」が無意識のうちに刷り込まれます。
悪意のない洗脳です。
このセリフを言う大人たちもおそらく、同じことを言われて育ってきたのでしょう。
自分もそうでした。
断酒開始前は、自分の子供にも同じこと言ってました。（反省）
いくら学校で教育を行い、保護者がお酒を飲ませないようにしていても、やっかいなのは「お祝いだから」「1杯ぐらい」などとすすめてくる周りの大人です。
中高生の飲酒場面は「冠婚葬祭」や「家族と一緒」の場面が、「誰かの部屋で」「ひとりで」よりも多いというデータもあります。
同組合のサイトでは、上手な断り方のトレーニングができるショートムービーを公開しています。
子どもが直接言えないときに、保護者が代わりにやんわりと断るときの参考になりそうです。
このムービーを見ると、ほろ酔い気分でお酒を子どもに気軽にすすめてしまう大人側の「無責任な発言」にハッとさせられます。
子どもに「お酒はまだ！」と注意する前に、大人が上手にお酒と付き合っているかも振り返りたいものです。
子供にお酒をすすめるのはもってのほかですね。
WHO（世界保健機関）の評価（2007年）では、飲酒は口腔・咽頭・喉頭・食道・肝臓・大腸と女性の乳房の癌の原因となるとされています。
またアルコールそのものに発癌（がん）性があり、少量の飲酒で赤くなる体質の2型アルデヒド脱水素酵素の働きが弱い人では、アルコール代謝産物のアセトアルデヒドが食道癌の原因となるとも結論づけています。
アルコールは、WHOも厚労省も認める発癌飲料であることを自分の子供にはきちんと教育したいと思います。
まとめ
自分が言われて育ったからと、自分の子供に軽々しく口にしていた、「大人はビール、こどもはジュース」
飲酒習慣を無意識のうちに植えつけてしまう恐ろしい洗脳につながってしまっていたことにショックを受けました。
子供にはアルコールに限らず、タバコや性教育など、難しい教育がたくさんあることを改めて思い知らされました。
正しい知識をきちんと伝えられる様にしたいものですね！
ではまた！
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