金利8%!ミャンマー銀行のKBZ銀行で口座開設した方法を写真付で公開
こんにちは!kenです。
ミャンマーの銀行ランキング1位のKBZ銀行(カンボーザ銀行)で銀行口座を開設してきました。
銀行訪問から必要書類の記入方法、金利や口座開設後のサービスやなどを写真つきで分かりやすく解説します!!
もくじ
ミャンマーの銀行口座の金利は8%と超高金利!
ミャンマーの銀行口座の金利は8%と超高金利!
今回開設したカンボーザ銀行(KBZ銀行)の普通口座の金利はなんと8%!
口座開設時に確認、一度銀行を出て食事をした後、別の係員にも確認をしましたので間違いありません。
ゼロ金利やマイナス金利なんて言葉に慣れてしまっている日本人からすると、驚きの金利設定です。
仮に1000万円預金すると、1年間で80万円の金利がつくことになります!
ゼロ金利・マイナス金利が続く日本の銀行金利
それにひきかえ悲しいかな、我が国にっぽんの金利。
おそらく日本のどこの銀行も0.001という超低金利。
楽天銀行など一部のネット銀行は優遇金利で大手銀行の100倍の金利なんてサービスもありますが、それでも金利はたったの0.1%。
高金利の一方、為替変動が激しいというリスクもある
8%という高金利の一方で、注意しなければいけないのは経済発展の遅れているミャンマー・チャットは、為替変動が非常に激しい点です。
ミャンマー・チャットはここ数年下落傾向が続いていますので、高金利だけに目を向けるのはちょっと危険かもしれません。
引用:XE為替グラフ
何はともあれ、ものは試し!ということでカンボーザ銀行(KBZ銀行)で無事口座開設することができましたのでその手順について写真付で開設していきます。
カンボーザ銀行(KBZ銀行)で口座開設するまでの一連の手続きを写真付で解説
訪れたのはヤンゴン市内の中でもTimes city Yangon(タイムズシティ・ヤンゴン)の開発が進む、ジャンクション・スクエア前のカンボーザ銀行(KBZ銀行)。
ミャンマーの銀行の営業時間
営業時間は9時半から3時半の6時間。
Pay day(給料日)は8時半から2時に変更になるようです。
他の銀行の時間までは調べていませんが、銀行はどこの国も横並びだと思います。
いよいよミャンマーの銀行で口座開設
入り口を入ると日本の銀行と同様、係員がいますので口座開設したい旨を伝えます。
「I’d like to open an account」と言えばどこのカウンターに行けとと教えてくれます。
ミャンマーの銀行で口座開設に必要な書類はパスポートと申請書類の2種類のみ、書類の記入方法を紹介。
口座開設したい旨を窓口で伝えると、パスポートを渡すように言われコピーをとられます。
コピーの間に口座開設申請書類を渡されますので記入します。
1枚目はなにも記入の必要はありませんでした。
Name(名前)
Gender(性別)
Father’s Name(父親の氏名)←必要??w
Passport(パスポートNo)
Date of Birth(誕生日)
Permanent Address(ミャンマーでの住所、おそらくホテルでは不可)
Phone Number(ミャンマーの電話番号)
Email Address(メールアドレス)
Highest level of education(最終学歴)
Occupation(職業)
上記10項目の記載のみです。
待つこと数分。
通帳GETしました!!
ミャンマーの銀行の口座開設手数料
今回はとりあえず手持ちの30万チャット(約21,000円)を入金しました。
口座開設にあたって3000チャット(約210円)の手数料と1000チャットのキャッシュカード発行手数料の合計4000チャットを別途支払いました。
キャッシュカードは出来上がり次第(約1週間前後)、申込用紙に記載した電話番号に電話があるそうです。
ミャンマー語で電話が来ても理解できなさそうなので、1週間後に銀行窓口に直接出向いて受け取ろうと思います。
意外にもネットバンクもあるようです。
帰宅後アクセスしようとしてみたらパスワードの設定を求められました。
キャッシュカード受取時にパスワードの設定方法も確認して、詳細がわかったらこのブログ記事でご紹介しようと思います。
口座開設しての感想は、日本で銀行口座開設するよりもかなりカンタンに口座をつくることができました。
香港のHSBC銀行の口座開設が今までの人生の中で一番ハードルが高くて焦りましたが、ミャンマーの銀行開設はあまりにカンタンすぎて拍子抜けしました。
ヤンゴン在住の日本人の間でも段々外国人の口座開設が難しくなってきているとの情報もありますので、もしミャンマーで銀行口座を作りたい!と考えている方はお早めの開設をオススメします。
キャッシュカードは約1週間後にカンボーザ銀行(KBZ銀行)窓口で直接受取
口座開設から1週間から10日後くらいに登録したミャンマーの携帯宛に電話がある旨の説明を受けましたが、連絡が来ないまま2週間が経過。
直接口座を開設した窓口に行ってみたところ、きちんとキャッシュカードが出来上がってました!!
キャッシュカード受取後はATMでパスワードの変更を忘れずに!
封筒を開けるとPINコードが印字されています。
銀行内や入口横に設置されているATMで自分が忘れにくいパスワードに設定を変更しましょう。
まずはキャッシュカードをATMに入て言語選択、英語を選択しましょう。
封筒内に印字されている6桁のPINコード(パスワード)を入力。
2回入力するように表示が出ますので2回入力しましょう。
自分で新しく設定するPINコードも2回入力します。
この入力が終われば無事パスワードの変更設定が完了です!!
キャッシュカードが出てきますので、もう1度キャッシュカードをATMにいれてみましょう。
新しいパスワードを入力して、普通にWITHDRAW CASH等の選択画面が表示されれば問題ありません。
ミャンマーの銀行開設のメリットとデメリットとヤンゴン在住日本人の間で飛び交う様々な現地情報
20201月年現在、ミャンマー在住の日本人の間でも、様々な情報が飛び交っています。
ミャンマーの銀行開設のデメリット
為替動向が不安定
前述しましたが為替動向が非常に不安定なため、高い金利に魅力を感じて口座開設する場合は為替リスクを充分に考慮する必要があります。
ミャンマー国内でしか預金の引き出しができない
預金を引き出すことができるのはミャンマー国内でしかできません。
ミャンマー在住であればデメリットでもなんでもありませんが、日本に住んでいる方には旅行などでミャンマーに行って現金を引き出す必要があります。
ミャンマーの銀行開設のメリット
口座開設がなによりカンタン
前述しましたが、日本で銀行口座を開設するよりもカンタンに銀行口座が開設できます。海外の銀行口座を持ちたい!という方にはオススメです。
ミャンマーはCRS(共通報告基準)に非加盟
決して租税回避を勧めているわけではありませんが、ミャンマーは2020年1月現在CRS(共通報告基準)には加盟していません。
CRSは、外国の金融機関に保有する口座を利用した国際的な租税回避を防止するために、経済協力開発機構(OECD)が策定した、金融口座情報を自動交換する制度です。
現在、日本を含む100以上の国・地域がCRSに参加し、参加各国に所在する金融機関は、管理する金融口座から税務上の非居住者を特定し、当該口座情報を自国の税務当局に報告する必要があります。報告された情報は、各国の税務当局間で相互に共有されます。CRSは、参加各国の国内法に組み込まれ、現地法令として適用されます。
引用:共通報告基準(CRS)/実特法についてのご案内
ヤンゴン在住日本人の間で飛び交う様々な現地情報
ヤンゴン在住の日本人の間でも様々な情報が飛び交ってます。
外国人は口座開設自体が難しくなってきている?
居住者でないと開設できないとか外国人では口座の開設ができないだとか様々な情報が飛び交っています。
1ヶ月の半分以上はミャンマーで生活していますが、30日の観光ビザでの入国なので、扱いとしては観光客です。
口座開設時に提示した書類はパスポートのみ。
顔写真のページをコピーしてたのは確認できましたが、コピーを取っている間に入国スタンプの確認までされたかは分かりません。
住所は自分の部屋の住所を記載しましたが、パスポート上は観光客でも口座開設ができました!!
ミャンマーの銀行、外国人だと金利がつかない??
以前は8〜10%の金利がついてたけど、今は外国人では金利がつかない、なんて話も口座開設前には聞いたことがありました。
今回開設した銀行口座はきちんと8%つくと確認がとれました。
同じ銀行でも支店や窓口係員によって対応が違う??
今回はカンボーザ銀行で無事8%の金利つきの口座を無事開設できましたが、同じ銀行、同じ支店でも対応する行員によっては開設自体ができなかったり、金利がつかなかったりと色んな情報を耳にします。
希望する条件の口座が開設できなかった場合は支店や訪問時間を変えてみるのも1つの手かもしれません。
ミャンマーの銀行ランキング
最後に、ミャンマーの銀行シェアランキングは以下の通り。
今回銀行口座を解説したカンボーザ銀行(KBZ銀行)はミャンマーでは圧倒的なシェア1位の銀行です。
1位 カンボーザ銀行(KBZ銀行)
2位 エヤワディ銀行(AYA銀行)
3位 共同組合銀行(CB銀行)
ミャンマー国内銀行の市場シェア率が発表された。
市場シェア率は、1位カンボーザ銀行(KBZ銀行)が42%、2位 エーヤワディー銀行(AYA銀行)14%、3位 共同組合銀行(CB銀行)10%の順番で続いている。
引用:ミャンマー国内銀行の市場シェア発表
ミャンマー銀行のKBZ銀行で口座開設まとめ
以上、ミャンマーでの銀行口座開設の必要書類や手続きの流れ、ミャンマー銀行開設のメリット・デメリットなどをまとめてみました。
今後インターネットバンキングや銀行アプリの使用方法などもこのブログ記事で紹介していきたいと思います。
ではまた!!