エアアジアxに乗ってみた!狭い、寒い、手荷物制限が厳しいは本当?
こんにちは!kenです。
東京とミャンマー・ヤンゴンを毎月往復しています。
少しでも航空券代を浮かそうとベトナム航空の海外発券を利用しています。
海外発券にすると若干航空券の料金が安くなるのですが、たまに海外の祝日や他の事情で料金が高騰することがあります。
そんな時に重宝するのがLCCのエアアジアX。
狭い、寒い、手荷物制限が厳しい、ひどい、やばいとブログでは散々な評判のエアアジア。
今回は成田〜バンコク・ドンムアン空港経由〜ミャンマー・ヤンゴン国際空港の片道、帰りのルート片道でそれぞれ利用しました。
実際に乗ってみた感想をまとめてみました!!
もくじ
とにかく航空券の料金が安い!エアアジアx
まずは成田〜ヤンゴン(バンコク経由)の料金がこちら。
※2019年11月18日東京発バンコク経由ヤンゴン行き片道料金。
成田〜ヤンゴンの航空券料金がたったの20262円!
東京〜大阪間を新幹線で移動しても15000円はかかりますから、この安さはさすがです!!
今回は通常運賃に加えて、以下の2点の料金が加算されてます。
- 運びたい荷物が多かったので受託手荷物料金。
- 少しでも広い座席を求めてクワイエットゾーンのホットシートを指定。※185cmと長身の為、シートピッチが狭いと評判のエアアジアで普通の席を予約する勇気がありませんでしたw
手荷物を除くと座席指定込みで東京〜ヤンゴン間で3万円弱。
ベトナム航空で東京〜ヤンゴン間を発券すると安い時期では4万円台後半からありますので、座席指定をすると割安感は若干薄まりますね。
もっと安いのがコレ。
※2020年2月18日ヤンゴン発バンコク経由東京行き。
運賃だけなら149ドル!(1ドル110円計算で約16400円)。
コレは安い!!
ただし、座席指定料を入れると230ドル。
単純計算で往復したら東京〜ヤンゴンで460ドル。
これだとベトナム航空の安い時期と変わらなくなってきます。
さすがLCC。
航空運賃だけを見ると際立った安さを実感できますが、機内預け荷物や座席指定をした途端に、その輝きを失います。
エアアジアxは成田空港第2ターミナル。機内持ち込み荷物のサイズ・重量は要チェック!
LCCだから成田空港第3ターミナルと勝手に思い込んでましたが、エアアジアは国内線も国際線も第2ターミナルから発着してます。
画像左がFSC(フルサービスキャリア、JAL等)で利用する航空会社カウンター。
なぜかエアアジアは反対側(Nカウンター)に進みますw
出発フロアからなぜか外に向かって進む様に示されてます。
知らなかったのでかなりココで悩みましたw
ちなみに画像中央やや左にある大きな段ボール2箱が載ったカートが僕の荷物。
進もうとすると、、、、
進めませんw
チェックインカウンターへはどうやって行くの??
カートを置いて中に入ってエアアジアの係員にカートが入れない旨伝えたら、コレ貸してくれましたw
空港にいながら、なぜか会社の荷物運んでる気分。
そして悪評高い、手荷物のサイズを計測するアイツが鎮座してましたw
前にいた女子2人組。
1人がなんとサイズオーバー。
エアアジアで機内持ち込み荷物でサイズオーバーとなった場合は以下の2つから選択しなければなりません。
- 追加料金2万円を支払う。(片道1万円、目的地により変動)
- 成田空港出発ロビーのロッカーにサイズオーバーの手荷物を預ける。
どっちもイヤw
と思いましたが、この女性は空港のロッカーへの預け入れを選択。
来た道を戻っていく女性二人組。
必要な荷物だから持ってきたのに、空港のロッカー入れるって意味不明すぎる。
噂には聞いてたが、恐るべしエアアジア。
ただこんなに機内持ち込みのサイズや重量に厳しいのは日本発のフライトだけ、なんて話も聞きます。
実際にヤンゴン〜東京のフライトでは重量やサイズを図られることさえありませんでした。
とは言え、せっかくのフライトでサイズや重量オーバーでイヤな思いをしないためにも、エアアジア利用の際は手荷物のサイズと重量にくれぐれもご注意を!!
成田空港のエアアジアチェックインカウンターはこんな感じ。
成田空港第1ターミナルのベトナム航空のチェックインカウンターと比べると、旅に出るワクワク感が圧倒的に足りませんw
ま、安いから仕方ないけど。
クワイエットゾーン?ホットシート?エアアジアオススメの座席は?
エアアジアにはクワイエットゾーンやホットシートなる特別な座席が存在します。
エアアジアのクワイエットゾーンとは?
10歳以上の乗客かつ、乳児を連れていない乗客が搭乗可能です。
照明が暗く落とされるので、睡眠を取りやすい機内環境です。
そして何より空いている!!
1列に1名いないような状態で、とても快適でした!
画像は成田〜バンコクの9:15発のフライトでしたが、ホントに快適でした。
空いているシート3列使って横になることもできました!!
ノイズを最小限に抑えた静かなゾーンで、特別照明がついた座席。機内食がより早く提供されます。
*10歳以上のお客様で、乳児を帯同されていない方のみ座席指定いただけます。
引用:エアアジア座席選択
一方、クワイエットゾーンでない通常の座席は大混雑。
バンコク〜東京のフライトは画像撮り忘れましたが、クワイエットゾーンの搭乗率はおそらく70%以上。
深夜2:30のフライトにも関わらずかなりの混雑でした。
クワイエットゾーンの最前列のホットシートを予約しましたが、隣に太めの方が来て、かなり窮屈でした。
後方の非常席ホットシートの方が足元が広かったのでCAさんに移動してよいか確認して移動しました。
エアアジアのホットシートとは?
足元が通常の座席よりも広い座席です。
ホットシートなんて名前ですが、機内の温度はかなり寒いです。
毛布借りると有料なので、小さく収納が可能なユニクロのダウンとかあると重宝します。
足元広々17.5インチ(約44.45cm)以上ですので、 十分に足を伸ばしていただけます。また、優先搭乗をご利用いただけます。
引用:エアアジア座席選択
座席はクッションへたりまくり、ホットシートは隣の座席との間にがっちり仕切りがありますので、ちょっと窮屈に感じます。
ホットシートに座るとこんな感じです。
試しに通常の席にも座ってみましたが、185cmと長身のせいもあって、前の座席に膝が当たります。
この状態だと3分でイライラしはじめます。
断然ホットシートの確保をオススメします!!
エアアジアのクワイエットゾーンとホットシートまとめ
- クワイエットゾーンのホットシート
- 空いていることを祈りつつ、クワイエットゾーンの通常席を予約、3席使って横になる
- クワイエットゾーンではない非常口席
オススメなのは間違いなく1です。
隣に太めの人が来たりしたら、2や3にフレキシブルに移動する、というのが正解なような気がします。
あ、機内ホントに寒いです。
防寒着をお忘れなく。
エアアジアの機内食が意外と美味い!
エアアジアをはじめとするLCC(ローコストキャリア/Law cost carrier)は機内食はもちろん飲み物のサービスもありません。
安い航空券料金が設定できる理由に、預け荷物や機内食のサービスをカットすることがあげられます。
バンコク〜成田へのフライトで試しに機内食をオーダーしてみました。
ローストチキン ブラックペッパーソース添えをオーダー。
美味い!!
予想外に美味い!!
よく乗るエアラインの機内食美味しい順に並べるとこんな感じ。
JAL→ベトナム航空→ANA→キャセイパシフィック航空。
あくまでも個人的な感想ですが、エアアジアのローストチキンはJALの機内食よりも美味かった!!
寝起きとあまりの空腹がそう感じさせたのか、全く期待してなかった分反動が大きかったのかわかりませんが、とにかく予想外に美味くてビックリ!!
エアアジアの予約サイトで予約ができない、クレジットカード決済ができない!!
とにかくエアアジアの予約サイトは予約完了するまでに時間がかかります。
時間をかけて予約完了してもクレジットカードの決済ができないなんてこともしばしば。
こんな不便なサイトなのも料金が安いせい??
エアアジアxに乗ってみた!狭い、寒い、手荷物制限が厳しいは本当?まとめ
以上エアアジア搭乗体験をまとめてみました。
手荷物のサイズや重量オーバーにくれぐれもご注意を!!
女性2人組のように出発前に成田空港のロッカーに持ってきた荷物預ける、なんて羽目にならないように、くれぐれもサイズと重量には注意しましょう。
エアアジアのクワイエットゾーンとホットシートまとめ
- クワイエットゾーンのホットシート
- 空いていることを祈りつつ、クワイエットゾーンの通常席を予約、3席使って横になる
- クワイエットゾーンではない非常口席
- ホットシートだけど防寒着は忘れずにw
価格の安さだけを追求するならエアアジアの利用はオススメです。
ただ快適なフライトを追求すると、クワイエットゾーンやホットシートの確保が必要です。
クワイエットゾーンやホットシートの料金を含めると、FSC(フルサービスキャリア/Full Service Carrier)の料金とあまり変わらない、なんてこともありそうです。
- ちょっとした座席指定などのオプションで安さを求めて乗るはずの航空券料金が高騰。
- どこに行くのもリュック1つ!みたいな身軽さがないと、サイズオーーバーや重量オーバーで思わぬ出費を強いられる可能性も。
安さを求めたはずなのん、高い金を払ってストレスフルな移動にならないように注意しましょう。
サービスと価格が見合っているか、きちんと確認をして快適なフライトを過ごしましょう!
ではまた!!