香港〜深圳間を香港版新幹線、広深香高速鉄道で移動してみた
こんにちは!kenです。
2018年9月23日に開業した香港版新幹線、広深香高速鉄道。
2018年9月21日に深セン、香港から帰国したので、入れ違いで開業したこの高速鉄道には1度は乗ってみたいと思ってました。
今回香港〜深センの移動で乗ってみたので、料金や乗り方などについてまとめてみました。
もくじ
香港版新幹線、広深香高速鉄道って何?
香港〜広州の全長142kmを最速47分で結ぶ高速鉄道です。
停車駅:福田、深圳北、光明城、虎門、慶盛、広州南(便により停車駅は異なります)
香港〜深圳間の移動は約14分の移動ですみます。
これまで深センまでは香港中心部の紅磡駅(ホンハム駅)から45分かかっていたことを考えると、かなりの時間短縮です。
広州には行ったことがありませんが、在来線の広深線で100分かかっていたとことを47分まで短縮しています。
香港版新幹線、広深香高速鉄道の切符の買い方
切符の買い方はチケットカウンター、WEB予約の2種類があります。
チケットカウンターで直接購入
今回はこの方法で切符を購入しました。
事前に調べた情報ではかなり混雑しているという情報がありましたが、切符を買うまでの並んだ時間は3〜4分。
ほとんど待たずに買うことができました。
ただし注意が必要です。
17時過ぎに西九龍駅に着きましたが、購入できたのは18:23発の福田行き。
1時間半近くも時間が空いてしまいました。
下の画像を見ると17:56の福田行きもありましたので、コレにしたいとカウンターで行ってみましたが、「Finished」と一言で終了。
あとで実際に乗ってみて分かりましたが、満席ということではなさそうなので、販売時刻が終了という意味だったのだと思います。
無事にチケット購入できました!!
Trip.comオンライン予約サイトで購入
Trip.comを使えば簡単に香港〜深センや広州をはじめ、中国だけでなく韓国やイギリス、ドイツの鉄道の予約ができます。
日本語対応していますし、手数料も安く、日本円決済でクレジットカード決済も可能なので、簡単に予約ができます。
この記事を書きながら検索してみましたが、現地のチケットカウンターで販売が終了していそうな時刻のチケットも販売しているようです。
事前に予約しておくもよし、アプリをダウンロードしておいて当日西九龍に向かいながら予約するのもいいと思います。
香港版新幹線、広深香高速鉄道の料金は?
福田 HK$78(約1,092円)
深セン北 HK$86(約1,204円)
広州南 HK$247(約3,458円)
桂林西 HK$435(約6,090円)
昆明南 HK$861(約12,054円)
1HK$=14円で計算(2019年7月現在)
香港MTR高速鉄道ほホームページを見れば知りたい情報はなんとなく分かると思います。
香港版新幹線、広深香高速鉄道の乗車までの流れと乗り方
切符買えたし、駅構内を散歩でもと思いましたが、まずはじめに改札へ。
イミグレの通過もあるので余裕を持った時間設定をしているはず。
係員に何分前にここを通れば良いか確認すると45分前の回答。
乗車までの流れはこんな感じ。
入場確認
チケットとパスポートを係員が確認します。
改札その①
入場確認の後、自動改札があります。
手荷物検査
改札を抜けると手荷物検査があります。
手荷物にも制限がありますので、事前にしっかり確認しておきましょう。
手荷物の重量制限は大人20kgまで、子供は10kgまで。
3辺の合計が130cmまでの制限があります。
詳しくは香港MTR高速鉄道手荷物規約をご確認ください。
香港の出国手続き&中国の入国手続
香港にいながら香港出国手続きと中国の入国手続を行う、一地両倹制度が取られています。
香港の市内に中国の公安がいたりと、少し不思議な感覚になります。
中国の入国手続エリアを遠目から撮影。
香港と中国の境界。
改札のその②
写真を取り忘れましたが、中国入国後は改札のあるフロアで座り込む乗客で大混雑。
大混雑の理由は出発の15分前にならないと、改札その②が開きませんw
入場確認からここま15〜20分くらい。
45分前に入場確認を通過してますので、ココで20〜30分ほど待つことになります。
乗客の数に対してベンチの数が圧倒的に不足してますので、全員地べたに座り込んでます。
こんなにキレイな駅なのに、不思議な光景です。
改札が開くと、いよいよ乗車です。
せっかくなので写真を撮ろうと、先頭車両まで行きましたが、西九龍駅では先頭車両の写真は撮れない駅の構造でした。残念(T_T)
2等車両の車内はこんな感じ。
定刻通り出発しました。
ほんとに14分で深セン福田駅へ到着。
香港〜深センの高速鉄道メリットとデメリットまとめ
1度乗ってみたいと試してみた香港〜深センの高速鉄道。
メリットとデメリットについてまとめてみます。
メリット
・実際に乗ってみると乗車時間は確かにきっちり14分と短い。
・香港で入国済みなので、深センでの入国手続がない。
デメリット
・一番はじめのチェックポイントである入場確認場所には出発時刻の45分前には到着していないいけない(この45分で東鐵線でホンハム〜深センの乗車時間とほぼ同じ)
・西九龍での中国入国手続後、地べたで座って待つ羽目になる。
・運賃は東鐵線のほぼ倍。
・手荷物に制限がある。
・香港のエアポートエクスプレス九龍駅からは徒歩で15分以上、西鐵線柯士甸駅( オースティン駅)からは徒歩5分ほどだが、オースティン駅自体へのアクセスが悪いので、西九龍駅へのアクセス自体が不便。
九龍駅や柯士甸駅には高速鉄道を示すオレンジ色の案内がたくさんあるので迷うことはないと思います。
九龍駅から西九龍駅までスーツケースを引いて歩きましたがかなりしんどかったです。
結論
単純に香港市内中心部から深センへ移動することを考えると、従来通り東鐵線でのアクセスが安くて簡単です!
ではまた!!
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